八犬伝

出会う　と題して久々に投稿させて頂いた。

因して縁する。
そのことを書きながら、思い出したのが八犬伝。

私が中学生の頃、ＮＨＫで八犬伝という人形劇の番組があった。
辻村ジュサブローさんが創る、不思議な魅力を持った人形での劇。
題材は南総里見八犬伝、それを小中高校生に分かり易く製作したもの。

主題歌だったか･･･
挿入歌であったか･･･
エンディング曲であったか･･･
♪まわる　まわる　まわる因果の　いぃとぉぐるまぁ♪あぁしたはぁ　どんなことぉがあるだぁろぉ･･･
というフレーズを思い出した。

因果･･･
因して縁する故に　因縁。
因があり、果となるのが　因果。
これも釈尊の理法。
原因があって結果がある。とのこと
原因を作らねば、結果は生じる事がない。

当たり前といえばそれまでだが、分かっている様で身の内には入って無い場合が多い。

受容れたくない出来事
腹立たしい出来事
悲しい出来事
理不尽な　不条理な　出来事
そんな場面に遭遇すると･･･
なぜ？　なんで？　どうして？
俺が･･･私が･･･
この様な目に遇わなければならないのか？
と思い、
次にそれを向けた“相手に原因がある”と位置付ける場合が多い。

ほんとうにそうだろうか
因果を根本におくと、その結果の原因は誰あろう自分が作っている。
相手が悪いわけじゃなく、全て自身が創り上げたものであり、その結果が目の前にあるだけ。
その眼前の結果が受容れ難いゆえ、他人や社会のせいにしてしまう。
因果という言葉を分かっていても･･･

因を作ったからこそ、果が眼前にある。
けれど、その果への取り組みが、先の果の因となる。
自分が欲する先の果は、眼前の果への取組み次第なんだろう。
♪まわる　まわる　まわる因果の　い～とぉ～ぐるまぁ～♪
ＮＨＫ･･･侮り難し

ちなみに登場人物で一番印象に残っているのは、
敵役であったが　あぼし さもじろう←ｶﾝｼﾞｶﾞﾜｶﾗﾅｲ
さぁもしい浪人　あぼし さもじろ～　たぁ　俺のこったぁ･･･
と言いながら登場するのだが、そのフレーズが今もなお耳朶に残っている。

仁義礼智忠信孝悌　じんぎ　れいち　ただのぶ　こうてい　違うよ～
じん　ぎ　れい　ち　ちゅう　しん　こう　てい　です。
浅野忠信は居りません･･･

おあとがよろしい様で
♪ﾁｬｶ ﾁｬﾝﾘﾝ ﾁｬﾝﾘﾝ ♪ﾄﾞﾝ ﾄﾞﾝ